肺病理

主に間質性肺炎における線維化巣の質的・形態学的変化に関する研究を行なっています。

 これまでに、Usual Interstitial Pneumonia (UIP)の早期線維化巣では4型コラーゲンのα1鎖とα2鎖が認められる一方で、organizing pneumonia (OP)では認められないことを見出しています (Urushiyama H et al, Lab Invest. 2015)。そして、早期線維化巣の4型コラーゲンα1鎖・α2鎖はFAK脱リン酸化を介して線維芽細胞の走化性を制御していることを明らかにしました。

 また診断病理学的に肺Catsleman病とIgG4の組織学的違いについて多数施設との共同で多症例の解析を行い報告しています(Histopathology, 2017 in press)。肺MALTリンパ腫に伴うクリスタルの沈着物を様々な手法を用いて詳細に解析し報告しました (Human pathology, 2016)。

 

日本医科大学 解析人体病理学