GYNECOLOGIC PATHOLOGY

婦人科病理研究

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婦人科の希少難治性腫瘍とマクロファージの関わりを解明し、有効な治療法に繋げる

子宮平滑筋肉腫は子宮原発の肉腫で最も多く、予後不良の疾患です。発生頻度が低く組織像も多彩なため、発症機序の解明や有効な治療法の確立が進んでいません。

私たちは、子宮平滑筋肉腫の中に破骨細胞に似た巨細胞を多数伴う症例があることに着目しました。これらの巨細胞は、骨の破骨細胞と同様にTRAP染色、カテプシンK、NFATc1に陽性を示します。さらに、腫瘍細胞自身が破骨細胞の分化を促すRANKLと、骨芽細胞の転写因子RUNX2を強く発現していることを明らかにし、骨と同じRANKL-RANKシグナルによって巨細胞が形成されている可能性を示しました(Hum Pathol 2015; Virchows Arch 2021)。

(准教授(教育担当) 寺崎 美佳)

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