コロナで4年ほど現地での参加をしておりませんでしたが、久しぶりに病理学会総会(第113回, 名古屋国際会議場, 2024.3.28-30)に演題を出して発表しました。
今回は、AIGの一応リーダーであります寺崎美佳の口演と、医学部5年生の田中俊くんの学生ポスター発表です。この「子宮内膜細胞診のAI診断サポートモデル開発」の発表は、病理学会では初めてでしたので、皆さん(病理医、細胞診検査士の皆さん)の反応が気になるところでした。
今回の学会ではAI関連のセッションが多く、企業の方やエンジニアの方も参加しており、注目度の高さが伺われました。
29日の口演では、「Microscope to AI」という題で、顕微鏡画像を即時にAIが分析し、異常細胞を検出できる新システムを紹介しました。この新しいアプローチには多くの関心が寄せられ、質問もたくさんいただきました!ありがとうございました。
30日の田中くんのポスターは28日からずっと貼ってあったのですが、何人もの人が来て、ポスターを撮影したり、メモをとっている方もおられ、出来るだけ、発表日以外も質問に答えるようにしましたが、皆さんに興味をもっていただけたことが、今後の研究の何よりの励みになりました。
共同演者の下川くんも、精力的に様々なセッションから新しい情報を収集し、後日AIグループミーティングで分かりやすく共有してくれました。
私たちの研究は、すでにプレプリントとしてResearch Squareに掲載されています。この分野に興味のある方は、ぜひご覧になってみてください
From Microscope to AI: Developing an Integrated Diagnostic System for Endometrial Cytology
いつか社会実装出来る日を夢見て、また邁進します✨️