令和6年度子宮がん検診従事者講習会(福岡地区)で病理AIに関する講演を行いました

令和6年度子宮がん検診従事者講習会(福岡地区)にて、講演の機会をいただきました。

私は「Microscope to AI – リアルタイム内膜細胞診支援AI開発:医療者が知っておきたいAIの基本 –」というタイトルで、臨床検査技師の方々を対象にオンラインで60分お話しすることができました。

オンライン講演の緊張感

今回、初めてのオンライン講演ということもあり、緊張感の中でのスタートとなりました。画面越しでは聴衆の反応が直接見えにくく、不安もありましたが、終了後には「大変好評だった」というお言葉をいただき、ほっとしております。

講演内容

  • AIってそもそも何?

  • 世界の病理AIの最新動向

  • 期待される利点とリスク

  • ChatGPTなど大規模言語モデルの話題と潜むリスク

上記のようなテーマを中心に、病理医療現場におけるAIの基本知識や現状をできる限り分かりやすく解説しました。特に「よく分からない」「なんだか難しそう」という漠然としたイメージを少しでも払拭できればと願い、具体的な注意点や心構えについてもお話しさせていただきました。

ざっくりしたAIモデルの作り方の図をpptでつくってみました

 

伝えたかったこと

「よく分からない」から一歩進んで「正しく理解し、活用する」ためには、AIの仕組みや限界、そしてリスクを知っておくことが大切です。今回の講演を通して、そうした考え方が少しでも多くの方々に伝わっていれば幸いです。

感謝の言葉

今回の機会をつくってくださった事務局の皆さま、そして福岡大学の青木先生には心より感謝申し上げます。これからも病理AIの発展に少しでも寄与できるよう、知見を共有し続けたいと思います。

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