第6回日本メディカルAI学会学術集会(@名古屋)に参加しました

第6回日本メディカルAI学会学術集会ポスター

2024年6月21,22日で名古屋で開催された第6回日本メディカルAI学会(JMAI)学術集会に参加してきました。今回は発表はなく、聴講のみで、寺崎(美)1人の参加です。

年々パワーアップしている学会ですが、今回は本当に会場から動けないぐらい内容が濃く、シンポジウムのタイトルだけでも、「日本の医療AI研究開発の動向」、「形だけではない医療データ利活用へ向けた取り組み」、「説明・解釈可能な医療診断AI」、「メディカルAI開発現場における課題とその克服」、「医療AIと倫理 -医療現場における生成AIの活用とリスク-」、「高度」医療AI人材に求められるもの」と、医療の現場にAIを導入するために必要な情報が集結している会でした。

毎年学会終了後に行われる、浜本隆二先生(JMAI代表理事, 国立がん研究センター研究所 医療AI研究開発分野)のJMAI公認資格特別講座「医療AIに関する最近の動向」が、非常に楽しみで、薬事の話しなども盛り込まれ、今年も感動しました。120分の講義なのですが、多分内容は5〜6時間分ぐらいあると思われる程に濃密な講義です。

また私たちが進めている内膜細胞診AI支援システム開発で、色々と壁にぶつかって弱気になっていた時期でしたが、「胎児心臓超音波スクリーニング支援 AI システム」を開発された小松 正明先生(理化学研究所/国立がん研究センター)に質問に行った際に、小松先生から大変励ましていただき、本当に胸が熱くなりました。(ありがとうございました)

「AI研究は、社会実装である」

この考えが学術集会全体にしっかりと1本の柱として通っていて、今わたしの一番推しの学会です✨️。

第6回日本メディカルAI学会

学会会場の名古屋市公会堂(岡谷鋼機名古屋公会堂)は、歴史的建造物で、自然豊かな鶴舞公園内にあり、大変美しい会場でした

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