病理と臨床の12月号の国立がん研究センター東病院の坂下信悟先生の“自作するAI -自作AIへの道のり”を読んで、感銘を受け、思いあまってご本人に連絡してしまいました(本当に興味深く、感慨深い内容で、興味のある方は是非読んでみて下さい)。
坂下先生が立ち上げられた病理AI実装研究会に入会し、先日行われた勉強会にAIサーバーの見学も兼ねて,国立がん研究センター東病院にお邪魔しました。
坂下先生を含む実装研究会スタッフの方々が、質問などにきめ細やかに対応して下さり、私たち(寺崎、遠田(オンサイト参加)、髙熊(オンライン参加))も、QuPathの使い方や、AIサーバー、ストレージサーバーなどを見せて頂き、大変楽しい時間を過ごしました。
病理画像のAIモデルの開発も大事ですが、高い画像解析ソフトを用いずとも、無料で使える画像解析ソフトを使いこなすことが、形態学研究のAI民主化に大変重要なのではないかとの気づきも得られて、大変勉強になりました。ありがとうございました!
是非、当教室でもみんなが自由に使えるAI解析環境を立ち上げたいと思います。
第113回日本病理学会(2024.3.28-30,名古屋国際会議場)の1日目 18:40より、2024病理学会コンパニオンミーティング実装研究会が開催されます!実際にコーディングしながら病理画像解析の基礎に触れられる貴重な機会です。ご興味のある方は是非一緒に参加しましょう!